手相占いを全面的に信じたくなるほど精神的に弱くなっっている

よしなしごと

最近手相に興味を持った完全な素人さんが、私の手相を見て「宝くじを買え」という。「両手に”神秘十字線”がクッキリ出てるじゃないか!それに薬指の下に”財運線”もある!これは宝くじを買うしかない!」」

そこで、これにまんまと乗せられて、サマージャンボの販売最終日に宝くじを買いました。過去に何度か家族が宝くじを買ったことはありますが、その時の全くの気まぐれで、当たることはハナから期待していないし、ひどい時には買ったことさえ忘れていたなんてこともありました。

それが今回は、かなり期待しています。7億円当たったら、まずは何をしようか。まずはうちの修繕だな。15万キロ走っている軽自動車も買い替えた方がいいだろう。あとは不動産に変えとこう、投資にまわそう。こんなことで生活を乱してはダメだ。質素・倹約に自分を律して生きねばならぬ。など、取らぬ狸のなんとやら。

今回、なぜこんなに期待してしまっているのか?

①手相に裏付けられたような気がする ②収入が少ないので、何か突発的な収入に頼りたい危機状態 ③自分の悪い癖「マイナス思考」が少しマシになっているかも ④テニスのダブルスで1ゲームに3度も背中にサーブを当てられた などなど。

①この手相で宝くじが当たる?

その怪しげな素人占い師さんによると「神秘十字線」「財運線」とのことでしたが、ネットで調べて見ました。財運線の方は、「小指の下にクッキリとした財運線があると、天の御加護で金運が・・」とのことですが、私の場合は、薬指の下にうっすらと・・との状態。こっちは当てにならないでしょうな。

神秘十字線のほうは確かに両手にあります。「神秘十字線」は宝くじにあたりやすいとのことあるようで、期待できそうです!そもそも神秘十字線とは、ご先祖様に守られていて”第六感が働く””九死に一生を得る””人徳がある”との手相のようで、ご先祖を敬い徳を積みなさいよ。との手相なそうです。そういう方のケースの一つとして宝くじに当たる場合もあるとのこと。

徳を積んでいないからな〜。それより、車で大事故に巻き込まれたのにかすり傷ひとつ負わなかったとか、心筋梗塞になった時もちょっとした異変を感じて車を停車していた時で重症化しなかったとか、何度かやばいことがあったことを思い当たります。コロナ禍がひと段落したらお墓参りに行かないと・・

②家計の危機

病気退職してから収入がなくなっています。コロナ禍の中でもあるのか就職先がなかなか決まらず、焦っているし、自信を無くしています。宝くじに期待でしょう! 宝くじに期待しなければならない自分が情けなく、嘆かわしい。

③「マイナス思考」がマシになっている

うつでおかしくなっている時は、何かに期待するような感覚がそもそもないので、宝くじを買おうなんて思わない。上手くいったら「これはまぐれだ」と思い、上手く行かなかったら「やっぱりそうなんだ。あの時ちゃんとしなかった自分のせいだ」などと考えてしまいます。うつ病の方が陥りやすい「認知の歪み」の筆頭ですね。

家計の危機を自分のせいにしてして、アイデンティティを崩壊させているのは「マイナス思考」ではあるのですが、宝くじを買って、何かに期待しようとしているというのは、落ちている時の私にはできなかったこと。いい傾向です。

と「いい傾向です」と考えられること自体が”いい傾向”です。

④3度もボールを当てられる

味方のサーブミスが、前にいる味方の私の後頭部に当たる。たまにあることですが、続くとなると、”当たる”続きで宝くじでしょう!申し訳なく思っているサービを打った味方の方にドンマイいう代わりに「今日これから宝くじ買いに行くぞ!」といったほうが楽しくなるだろうし。

今は、寛解状態にあることに感謝して宝くじを楽しみます。本当に当たるといいな。

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