双極性障害 あるある 就職活動で気をつけること

躁うつ的生活

双極性障害であることは就職活動の際に影響を与えます。

気分・思考・行動の波が激しくなるかもしれなくて、雇う方も戸惑ってしまうでしょう。

ですが、就職活動がうまくいかないのは本当に双極性障害のせいでしょうか。

うまくいかないのは双極性障害のせいか?

当事者からすると、双極性障害のせいであるとしてしまうと、どうしようもないことが足枷になっていることのやるせなさを感じてしまいます。

できれば障害のせいにしたくない。そのせいで別に努力しなければならない部分を蔑ろにしてしまっているように感じる。

障害のせいと決めてかかると自分がダメになってしまう。

そこで、就職活動の際に注意しておくべき考え方・・・

自己評価を読み誤っているぞ

本来の自分と思っていることが障害の症状?

就職活動の際には自分を見直します。自分のアピールポイントを明確にします。

その際「陽気で明るく、コミュニケーション能力も高く、積極的で前向き」な自分をアピールポイントにしようとします。でも、それって軽躁状態(自覚は少ないが)のイケイケの状態のこと。(・・・そうらしいです)

本来の自分と思っていることは、本当に本来の自分か?(どうも違うらしい)

となると自分が発揮できる能力はなに?

「本来の自分は?」と少し自信がなくなった状態で面接を受けてみると、口で言うほど仕事の能力はない、今まで高い実績、高度なスキルを持っていると思っていることが大したことない、と感じてしまいます。

「弊社でどのようなことで活躍できると思っていますか」と問われると、キッパリとアピールできない。

このギャップに気づいているだけでも、あなたは冷静になっています。自己肯定感が低くなっていますが、「自分の発揮できる能力はなにか」正しく自分を見るようにできてきています。

面接では、想定される質問について考えておくことは当然ですが、我々はそれでも言い過ぎではないか、嘘になっていないか見直しておく必要があります。

冷静に多少「低めに」整理し直すしかなさそうです。

履歴書・職務経歴書の書き方は

履歴書や職務履歴書は当然正しい事実を書くのですが、多少言い回しなどでデラックスに見えるものです。

自己肯定感が低くなりつつあり、本来の自分を見失いかけている私が改めて書き上げた職歴書を見てみると、ちょっとデラックスすぎるような気がしてきます。

ですから、応募しようとしている企業に合わせて、都度読み直し、書き直すようにすべき。デラックス感は残しつつも(ここ大切・・・)等身大の自分を表現するように心がけたいです。

面接での態度は

面接では、高飛車な態度でつい偉そうなことを言ってしまいます。また、和ませようとして妙な冗談を言ってしまったり。

「〇〇に注力して進められているようですが、こうした方がいいのではないですか」「そのようなことやっているから業績が伸び悩んでいるのでは?私を雇いなさい!業績アップさせます」とか言ったり、「どれぐらいそこに取り組んでますか?」との期間について質問されているのをわかっていながら「スコアですか?」と言ったり・・・

軽躁状態なのでしょう。自信過剰になっています。

ですので、喋る前に一呼吸置くようにしています。質問に対する答えだけにとどめ、最低限必要なことを端的に述べるように喋る前にちょっと考えてから回答するように心がけます。

高収入は今は狙わない

自分の障害をしっかり見極め、本来の自分の能力を整理し、できることとサポートしてほしいことを明確にする。

そうすると、年収の高さを志望条件にすることはなくならざるを得ません。

今までそこそこの年収の仕事をしてきましたので”前職並み”に執着してしまっているところがあります。生活レベルもその年収にあったものになってしまっていて、なかなか落とすのが難しい。

ですが、そんなことを言ってられません。

自分の絶好調の時は”異常”な時、本来の自分ではない可能性がある。今までの積み上げてきたキャリアや残してきた実績はたまたま”異常な絶好調時”に築いたもので、今の私には望めないもの。

身の丈に合った仕事が探せると思います。

本当は今までのキャリアを捨てているようで悲しいですが・・・

「うまくいかないのは双極性障害が理由ではない」部分の線引きする

このように双極性障害が持つ難しさ以外にうまくいかない理由があることをまず認識し、言い逃れ・言い訳のような甘ったれた部分についてはしっかり努力・工夫するべきです。

双極性障害のせいにしようとして逃げています。うまくいかないこと、うまくいかなかったことを病気のせいにしようとしています。

本来、就職活動でやらねばならないこと、自分で努力できることを明確に”障害”と分離する。

この部分の線引きをしっかりしないと自分のアピールポイントも曖昧になり、ほしいサポートも曖昧になります。

障害であること以外の本当の要因は何なのか?態度、気合、履歴書や職歴書の書き方などテクニック的なところ、自分の能力の過小評価・過大評価・評価間違いなど、直せるはず。

障害があろうがなかろうが、自分の発揮できる能力を見極め、発揮できるところを探す。という就職活動上当たり前なことに注力すべきです。

考え方の基本

就職活動に行き詰まって自分を見直すに従って、自己肯定感がどんどん低くなってきます。自己評価がそもそも暴走気味ですのでしょうがないのですが、本人としては辛いです。

それをきっかけに長いうつ期に入るのではと不安もあります。

障害の部分はどうしようもないです。努力できる部分はしっかり区別して努力できるようになりたいです。

今はまずは”ちゃんと”就職して仕事をすることが自己肯定へつながると考えています。障害者としてではなくではなく、等身大の私として”ちゃんと”(語弊がありますが)就職したいです。

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