なんだか不気味・・風もないし鳥の声もない

よしなしごと

この数日、天気が安定しない。午前中は晴れ間も出たりするが、降るのか降らないのか、どうなんだ!の日々。

どうも先般の長雨・豪雨の頃から洗濯物がカビ臭くなる。洗濯のタイミングや洗濯方法、洗濯ドラムのカビなどが原因だろうが、カーっと晴れた日に太陽にビシッと当てるといやな匂いも無くなるので、可能な限り庭でしっかり乾かしたいのだが、この天気だと干しっぱなしにして外出ができない。仕方なく、うちでの仕事の時間を伸ばして、雨が降り出すまで、洗濯物にお付き合いである。

そもそも、洗濯物さまのおかげで、どうして、私の行動が制限されねばならないのか?たかが洗濯物にイライラさせられる。その姿を客観的に見て、さらに”イライラ”。

周りの人の顔色を伺って、いい人になろうとして何十年。いい人に思われるような”いい人”と、なりたい自分とは全くの別人であることはわかっているはずだが。”別人”を演じることに疲れてしまったので、もうやめようと思ってからさらに数年。結局、難しいんですよね。

ということで、洗濯物さまにまで気を遣い、眉間に皺を寄せている自分に気づいて、苦笑する。

窓から外を見てみると、重い曇天に中、孟宗竹の林がそよとも動かない。静止画のよう。気づけば鳥の声も聞こえない。葉擦れの音もなく全くの静寂。

ざわざわし気持ちとは裏腹に、ケバだった気持ちが薄れ、眉間のシワもおさまってきた。

意識が正常に戻ってきたら、全くの静寂ではなく小さく秋の虫の声が鳴いているのに気づく。

ほーと気持ちも落ち着いてきたところにヘリコプターの音が近づいてきた。自衛隊か。ご苦労様ではあるが、無粋な・・

あっ!雨が降ってきた。洗濯物を取り込まねば!

・・・洗濯物を取り込んだら、雨がやんだ・・

で、またイライラし始める。洗濯物さまのために生きているあらゆるものの下僕である私・・

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