衝撃です! ダイアナ妃自動車事故以来の衝撃。(ピンとこないと思われる表現ですが・・)
ロバートジョンソンの音源(SP盤)がハヤマワシだったと。
あまたのミュージシャンに影響を与えたロバート・ジョンソン。1930年代の謎に包まれたデルタブルースの人です。もはや伝説。
レコードなるものに録音して売って金儲けするなどの文化もない頃です。そもそもこの人が最初の人だったのでしょう。録音されたものも30曲に満たないとのこと。
悪魔に魂を売って手に入れたと言われるロバート・ジョンソンのギターテクニックに影響を受けた人は、ミュージシャンだけでなく本当にたくさんいます。
私もミュージシャンではありませんが、シカゴ・ゲットーやデルタ・ブルースなど、”打ちひしがれた魂のうめき”のようなソウルフルな音楽を好んで聴いたものです。その中でもロバート・ジョンソンは別格でした。よく繰り返し聞きました。
それが、録音したものをSP盤にハヤマワシで入れ込んだとのこと! 今まで散々聴いてきたものが、本来のキーで演奏されていたものと違ったとな!
40年以上色々聴いてきた音楽のルーツのような曲だっただけに、この事実があまりに衝撃的で・・絶句です。
↑では、本来の回転数に戻したロバート・ジョンソンを聴けるのだが、それがいかにも自然で、明らかにこれが正しい”音”だと感じる。
今まで聞いてきたものは、悪魔に魂を売った人だからこその何か現実離れした響きがしていたが、修正版はローバートジョンソンという人間が歌っている、人間が弾いているギターらしい響きをしている。
うーん・・これは! こっちが”正しい”やん! 全部聞き直しじゃ!
嬉しい限りの発見なんですが、一方で、これって本当のところどうなの?自分の今までの体験を否定されている?
「聖徳太子は実は存在していない架空の人物だった」とか「上杉謙信は実は女だった」とか「源義経は大陸に渡ってチンギスハンになっていた」とか「自分の妹が実は腹違いだった」とか、そんなことが本当に本当だった!! みたいな。
どうしましょう・・・
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