双極性障害 あるある うつ状態と天気の関係はあるのでしょうか?

躁うつ的生活

久しぶりに晴れました。もう9月に入りました。風が吹いています。半袖では少し辛いぐらいです。この長雨の間に秋物を引っ張り出しましたので、今日はそれを羽織っています。

稲穂も大きく垂れて、もう少ししたら近々の稲刈りを待とうとの様子。実際、田んぼに稲刈り機が出てきているのを見かけました。

と、季節は確実に、”勝手に”変わっていってしまう。私を置いてきぼりにしながら時間はどんどん進んでいってしまいます。

うつ期にいる時”周り”との関係

このように時間の経過に焦るのですが、重いうつ期にいるときには「時間」が経過しているのはどう感じていたのか。軽躁状態、寛解に近い状態の今となっては、その時どう感じていたのかよく思い出せません。

世間から見捨てられ、自分に何の価値もないと思っている時は、時間の流れがとても遅く感じていたのか、時間の流れそのものを感じなかったのか。少なくとも、昼だの夜だのという感覚はあまりなかったはずです。

「時間」って自分と周りとの接点の上で成り立っているので、きっと”時間”からも見捨てられていたんだろうと想像します。

一方で、四季のある日本では、時間の経過は、季節の移り変わりや、気温の変化などで感じるものですが、重いうつ期の時はそれらにも目は向かなかったような気がします。「季節」や「天候」、これらも自分と周りとの接点ですからね。

世間一般の人からすると、うつの人は天気が悪い時はさぞかし辛いだろうなと想像されるかもしれません。ジメジメした曇り空が続くと、気が滅入って、うつうつした気分になるものですから。

天気の影響は受けていないように感じるのだが

「鬱」という字は、”鬱陶しい(うっとおしい)”の”鬱”ですから、鬱陶しい天気の時はうつも重くなると思いますよね。

「なんでこんなに落ち込んでいるのだろう?天気のせいかな?」と思ったりするもので。原因がよくわからないから天気のせいにしがち。

季節の変化や気温・湿度などの変化はこれらもストレスの一つです。あらゆるものへの精神的な耐性が保てない状態の方が、これらをきっかけとして調子を崩すということもあるかもしれません。

うつ病や躁うつ病のうつ期にはこれら天候の影響を受けるように感じますが、私の感覚では、少し違うような気がします。

・そもそも天気が晴れて、気候が温暖になっても上がってきません。

・そこにいるときは晴れ晴れしている時の自分とか数ヶ月前の自分とか思い出せせんし、頭の中にそのようなマシな頃の自分を思うなんて気持ちが起きてきません。

・そもそも曇っているのか晴れているのかに興味がありません。意識が向いていません。

・”待つ”と言う時間経過の感覚が薄く「待ってれば治る」ような感じではないです。、”将来”が考えられません。

・そもそも自分の気分が「うつうつしている」と感じていないようです。”自分の気分”なんて考えが及びません

何かよくわからない不安(恐怖?本当に何と表現するのが正しいのか・・)に押しつぶされる、足を掴まれている、泥の河に流されているような状態で、逃げたい、存在を抹殺したいと思うのですが、動けない。どう逃げたらいいのかわからない。ど、そこに止まってしまっている。

むわーっといろんなことが頭の中を渦巻いているのですが、マイナスなことばかりで堂々巡りしている

との状態なので、季節や天気、気温など意識の中にはいません。

どうも天気の影響も多少は受けている

ですが、医師やカウンセラー側からするとどうなのでしょうか?その原因やきっかけ、予防の観点から、気候変化などと鬱の関係は研究されています。

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気圧の変化は、人間の体調に影響を及ぼすでしょう。頭痛や肩こり、神経痛、関節の痛みなど、天気が悪いとき、気圧が低いときに起こるってよく聞きますよね。それは、人間誰にでも起こる可能性のあることであるので、うつ病やうつ期の双極性障害の方にも同様に影響出ているはずで、その疾患を持っているから殊更ひどくなるとかうつ状態が悪化するとかもあるのでしょう。

セロトニンやドーパミンなどの分泌状態を観察したら、わかるのでしょうし、すでにそのような研究もされているかもしれません。

影響があると知ったとしても

仮にそうだとしても、当事者にとってはどうのこうのできない問題です。

そもそも天気がどうだとか意識できていません。こういう状態の人は「天気が良くなったらきっと軽くなるんだ」とは決して考えませんからね。

それに天気なんで我々にはどうすることもできません。天変地異はどうのこうのできろものではありませんので、知ったところで何もできません。

諦めるしかないですか?

「うつ状態と天気は関係あるでしょうか?」の結論としては、”あるかもしれないが、当事者にはどうでもいいこと”ってことでしょうね。

こんな話題を取り上げて意味がなかったです・・・すみません。

私はといえば、冒頭のように秋のおとづれを感じられている今の状態に感謝です。

そしていつ鬱に落ちるかわからない不安の中で「季節のせいで・・・」という理由で落っこちることがないことを祈るばかりです。

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