快晴が続いています。先週までは長雨が続いた後の台風で、ずっと天気が思わしくなかったですが、今週に入って気持ちの良い秋空です。
雨模様で中断していた朝の散歩を再開できました。
ただだらだら歩くだけなのですが、多少でも体には効いていたようで、久しぶりに歩くと、同じ距離なのに少し疲れる感じがします。少し距離を縮めて、また、少しづつ伸ばしていくようにした方が良さそうです。
雨続きの前は、歩いてくると汗ばむぐらいだったのですが、今日は半袖では肌寒く薄手のパーカーを羽織りました。
草も朝露で湿っています。道は乾いているのに、靴の裏が湿ってきます。どうも右足だけ妙に湿っぽいと思ったら、靴に穴が空いていました。
雨が上がるのを待って、稲刈り作業を進めてらっしゃったのでしょう、さっぱりした田んぼが目立ちます。横にビニールシートを被せたコンバインをスタンバイさせている田んぼもあります。
この間、田圃に水を張って田植えを終えたばかりのように感じてました。もう5ヶ月も経っています。
稲刈りの作業は終日眺めていたいほど興味深いのですが、「変なヤツがずーっと見ている」などと思われるのも申し訳なのでできないでいます。本当は興味津々で話をお聞きしながら作業を拝見したいと思っています。ご迷惑でしょうね。できません。コンバインで気持ちよく刈っていく様を見ていると自分でもやってみたくなるのですが・・
仕事から離れて、ただの厄介者暮らしをしていると時間があれよあれよというまに過ぎてしまっています。仕事に忙殺されているときの時間はあっという間に過ぎますが、その時はカレンダーを見て気づきます。今は、季節の変化で気づく。それの方が幸せなのかと感じるようにします。
気がついたら、そば畑は花が満開です。稲の黄色と蕎麦の花の白。見事な色彩バランスです。イネばかり目立っていたのですが、ここは蕎麦畑だったのかと花が咲いて気付きます。新そばの季節ももう少しです。
洗濯物が気持ちよく乾きます。さっぱりと乾燥して気持ちいいいですね、部屋干しのような嫌な匂いもしません。天気を気にしながら干した洗濯物に気を配る事もせずに外出できます。夕方には取り込んで、片付くのがいいです。シーツやタオルケットなど大物も洗濯できて、気持ちよく眠れるでしょう。
公園に行って、持ち出した椅子に座って読書したり、楽器を弾いたり。夏の炎天下にはできなかった楽しみです。この時期芝生に寝転がって雲を眺めるのも楽しい時間です。田舎暮らしの最高の贅沢でしょう。
昨日は雲ひとつない快晴。全く障害物のない薄い青色。秋の高気圧は大陸性高気圧で湿気をあまり含んでいない。それで空が澄んで見えるとか。秋高し。
子供の頃、運動会の朝にこのような青空だったら震えるほど嬉しかったものです。今年は運動会はどこも中止のようで、楽しみにしていた子供たちはかわいそうですね。
今日は雲が出ています。まだ、うろこ雲・いわし雲のような秋っぽい雲は見れませんが、ぽっかりと浮かぶ雲は見ていると和みます。見ていて面白いです。何も考えないで、ただゆったり流れるものを見る・・
都会での仕事まみれの時を考えるとなんという贅沢。高級車や高級マンションなど高価なものへの贅沢は全く無くなってしまい、情けなくて自分を責めてしまうのですが、こういう自然を楽しめる贅沢をありがたいと考えるようにしないといけません。
夜は月が綺麗です。空が澄んでいるからか、夏は夜空を見上げる気にならないのか、秋と月は相性がいいです。中秋の名月の時期ですし。”月”は秋の季語ですしね。
今年は中秋の名月も眺められました。ほどよく雲もたなびいていて、雲に隠れたり現れたり、刻々と表情を変える月を眺め、月とサシで話ができました。
うつ期は脱して、薬の効果もあるのか、落ち着いた状態にいます。この安定している今の精神状態のおかげか、今年の秋は体に沁みてきます。仕事できなくて、仕事がなくてこの先は不安しかないのですが、それでも、秋を楽しめる気持ちの余裕が本当にありがたく、明日も晴れたらいいなと思う日々です。
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