ここ田舎ならではの車の運転の難しさ

よしなしごと

基礎疾患や障害などもあり月に2回ほど通院し、いろいろな薬を処方されています。車や機械の運転は控えるように但し書きのある薬も少なくないです。できれば車を運転したくないのですが・・・

田舎での車は必需品

この田舎では車がないとどこにも行けません。

公共交通機関がありません。電車といえば広いエリアをJRが南北に一路線だけです。最寄りのJRの駅まで、私のウチから徒歩で20〜30分ほどかかります。電車は一時間に多い時間は3本、少ない時間帯では一時間に1本です。

路線バスは走っていません。市が運営している”お買い物バス”があるようですが、日に3本しか走っていませんので、どんなバスなのか見たことがありません。

となると車が必需品となります。通勤や買い物も病院への通院もどこへ行くにも車が必要です。

車の免許を持てるようになると車が必要になります。家族の数だけ車があるウチも結構多いです。どの家も車は複数台停めれる駐車場があります。”駐車場”のない家でも敷地内の境界も定かでないスペースににゴロゴロと停めています。

都会では考えられない田舎なりの危険さ

誰でも運転するのでいろんな運転手がいますし、田舎ならではの危険もあります。

乱暴な運転

都会には尖った車で人に見せびらかすような過激な運転をする人がいますが、田舎は見せびらかしたくてもみてもらえるような人混みがそもそもありません。

地元の人は比較的おとなしい運転をしているので問題ないのですが、その代わり都会から来た格好いい改造車や高級外車などをブッ飛ばしにきます。

交通量が少なく道が空いているし信号も少ないですからかなり飛ばしてます。”広域農道”というものがあり舗装もしっかりしていてそこそこ広いのでビュンビュンいきます。警察も少ないのでしょうか、あまり捕まっているのは見たことがありません。

運転センスがない人・かなりの高齢者が目立つ

想像を超えた怪しい動作をしている車に出会うことが頻繁にあります。

誰でも車の運転をしますので、他の車や道路の状況を察知して流れに合わせて空気を読んで運転できないセンスのない方、免許は取ったけど交通ルールも忘れ道路標識の見方も忘れて(忘れてもここでは支障がないほど空いている)しまったような方、かなりのご高齢で視力も怪しく足元もおぼつかないけど生きるためにハンドルを握るという方なども運転しています。

道の真ん中に止まって電話しているおばちゃん。畦道から一時停止もせず突然出ていくる農具を積んだ白の軽トラ。時速20〜30kmの超低速のスピードで走っているおじいちゃん。耕運機に追い越される人もいます。そこそこ交通量の多い国道でまさかここで!と思うところでバックしているおじさん。

という状況ですから、「運転マナー」という面では、悪い方だと思います。「運転マナー」が悪いというよりも「運転マナー」が何かわかっていないという感じです。

歩行者慣れしていない

ほとんど皆が車ですので歩いている人なんていません。たまに歩いている人があると「この人どうしたんだろう?」と心配になってしまいます。夜に歩いている人があると別に意味で怖くて薄ら寒くなります。

横断歩道は信号機のところにはありますがそもそも信号機のある交差点が少ないです。あったとしても歩行者がいないので横断歩道を渡ろうとする人がいません。運転者は横断歩道でもみな減速しないです。そんなところに横断歩道あったっけ?てな具合です。

この件では今「横断歩道では停止しましよう」のキャンペーンをやっています。みんな止まりません。歩行者より周りの車に迷惑がかかるからと思っています。多い方を優先したくなります。この件は横断歩道停止率ランキングはいつも下の方です。

要は、”歩行者慣れ”していません。

急にブレーキをかけるからなんだと思ったら歩行者がいた・・・という時もあります。そこらへんに歩行者がいるとの前提で運転していません。

思わぬ飛び出し

歩行者に気をつけねばならないのですが、人間なので行動の予測はつきます。ですが、犬・猫などはそうはいきません。飛び出しも多いです。

飼い犬や飼い猫はまだ車が怖いものだと認識しているのでしょうが、たぬきやイタチあたりだとその点難しい。が飛び出したりするので、前方の車や対向車が急ハンドルを切ったり急ブレーキを踏んだりするのでビクッとすることも多いです。

道路の真ん中で立ち尽くしているシカに減速。キジがのんびり横断していてドキッとすることもあります。

夏場は田んぼ沿いの道にはカエルが大量にいます。踏みたくないのでハンドル操作していると気がついたら蛇行運転しています。

そして、私のような眠気を誘う薬を飲んでる人

私のような「運転をしないでください」という薬を飲んでる人もやむ終えず車を運転しています。

急に襲ってくる眠気に追突しそうになったり、センターラインを超えてしまったりします。

誰かに代わりに言ってもらい薬だけもらってくるということが今はできなくなっているようです。無理矢理でも通院せねばと思っています。

こんな輩も運転しています。危険です。

難しさを乗り越えればドライブを楽しむには良いところ

ここは田舎、有名な避暑地はすぐそこです。ドライブするには最高の環境です。

地元民は、抜け道を知っていますのでシーズンでもひどい渋滞に巻き込まれにくいです。万一渋滞に出くわしても近所なんで諦めて出直すこともできます。

地元民ならではの口コミなどで、美味しい蕎麦屋さんとかパン屋さん、スイーツの店などすごく詳しいので”観光ガイド”など見るよりよりよっぽど楽しめます。

どこに美味しい店があるのか、どれぐらいの時間で行けるのか知っているので、昼食の時間を心配をしてイライラしながら走り続けるとかしないで済みます。

季節ごとの見どころをよく知っていますので、例年同じ頃に出かけて花を楽しんだり、同じ場所の季節ごとの景色を楽しんだりできます。

田舎で不便な面も多いですが、自然いっぱいでいいところに住んでいるなとつくづく思います。

安全に通院できたらいいのですが・・・

車の運転を心配しながら通院しているような体調です。せっかくの観光地暮らし(避暑地の別荘地暮らしとも言える)を思う存分楽しめるといいのですが。家族や周りの人に迷惑をかけてばかりで申し訳ないです。

安全にストレスなく通院できる方法はありませんでしょうか。

ネット通販、デリバリー、テイクアウトなど、お買い物などには便利な仕組みができてきました。ネットで診察して、薬は薬局から送ってもらう。などの仕組みがあると助かるのですが。

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