双極性障害あるある 再就職活動 なぜこうも苦労するのか

躁うつ的生活

失業した経緯〜うつが重くなる

長くサラリーマン生活を送ってきました。その間、休職せざるを得ないほどのうつ期を2〜3回ほど経験しつつもなんとか勤めてきました。

最初の”大うつ期”の際は福利厚生のしっかりしている大企業だったので、回復までしっかり休業させてもらい、手当も独自の制度で通例より多めに対応いただきました。それに恩を感じながら勤めたのですが、面白そうな会社に引かれたのか、病気のことや収入のことなどあまり考えずに衝動的に転職を決めてしまいます。

二つ目の会社ではうつ期には辛かったですが、騙し騙し仕事を続けていました。3社目に勤めている時に大きなうつ期に入ってしまい、休職せざるを得なくなりました。会社の福利厚生が十分ではなく、また社風的に気分障害の人が居づらい会社で、そのまま退職を余儀なくされます。

失業しました。その後半年ほどはうつ状態がひどく休眠状態。失業保険も尽きてしまいます。

就職活動の状況〜少し暴走気味?

失業して数ヶ月、体が動くようになってから就職活動を開始しましたがなかなか決まりません。

うつを脱した後は今度は躁状態に入ってしまったようで、バンバン仕事ができる気迫があるのに仕事が決まらない、空回りのような状態でイライラが募ります。

なんでもできそうな気がしてるのでいろんな分野のいろんな仕事に求人に応募するのですが、なかなか面接まで至りません。身の丈に合っていなかったのかもしれません。

面接まで至っても「おたくの会社はもっとこんなことをしたらいい」とか「そんなことやらないでここに力を入れたら?私を雇いなさい」みたいな上から目線の偉そうなことをつい喋ってしまいます。

失業保険の支給期間も終わり、やばいです。貯金を切り崩す生活が続いています。お金を稼がねば老後の生活もままならず、その前に破産してしまいます。

そのくせ、危機感が足りないような行動を取っています。妙に楽感的。

双極性障害であるが故に

いくつか不安に思っていることがあります。

気分の乱れへの心配

私の場合は、そんなに人に迷惑をかけてしまうほど上がってしまうこともないので、躁の時期は明るく活動的です。職場のムードメーカーになれると思います。職場の雰囲気もきっと良くなります。

ですが落ちてしまったときはどうなるか不安です。気分の上がり下がりでまるで別人格のように見えるかもしれません。職場の人間関係でも拗れてしまうような気がします。会社もこのような人は持て余すでしょう。

このような気分の浮き沈みから何かやらかしてしまうような不安を感じます。

思考の乱れへの心配

ルーチンワークの仕事は少し苦手ですが、フットワークは軽いです。改善・改良・新発想・新規事業などなどアイデアがどんどん出てくる人です。(これが軽躁状態だそうですが自分としてはこれがアピールポイントと思っている)

ですがうつ期に入ってしまうと使い物になりません。「どうしよう・・」の塊になって、立ち止まってしまい前へ進めなくなります。負のスパイラルから抜け出せなくなります。

この波が会社に迷惑をかけてしまうかもしれません。うまく使ってくれるとすごい戦力になるのですが・・・

行動・体力に乱れへの心配

多少睡眠時間を削られても根を詰めて仕事できる時期と出社もままならない時期があると会社も使いづらいでしょう。その乱れが心配です。

通勤時間が長いとか、外での作業が多いとかは不安です。利益・売上などの目標に向けて身をすり減らすには長くモチベーションを維持する必要がありますが、やれる自信が今はあまりありません。

服薬している薬の作用も心配です。車の運転、機械の運転は避けた方がいいでしょう。睡眠薬の量を間違えると昼間でも激しい眠気が出てくる時もあり注意がいります。

苦労の原因は・・・本当に双極性障害のせいか?

このように悩ましいことが多いのですが、「双極性障害だから就職活動がうまくいかない」とはただの言い逃れと思っています。思いたいです。

元々の私の能力・スキル・経験などが求められていないというだけかもしれません。

履歴書や職務経歴書などの書き方が下手だとか、面接や電話のやり方が悪いとか、そのようなテクニック的なところに問題があるのかもしれません。

障害はしょうがないかもしれませんが、自分で努力できるところはないのか?

「障害のせいでうまくいかない」と考えることはよくないです。それを言い訳にして努力を怠ってはダメになってしまいます。

わかってはいるのですが、あまりにうまくいかないので言い訳の一つにしてしまいたいところです。

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