ゆるいバードウォッチング
私は「趣味はバードウォッチングです!」と言えるほど鳥見をしているわけではないのですが、鳥の姿を見るには好きです。
そこらへんの山歩きしながら野鳥を探したり、冬になると渡ってきた鳥を見に近所の池に行ったり、うちのベランダから鳥を見たりでゆる〜く楽しんでいます。
双眼鏡は持っています。NikonのMonarchというシリーズです。バードウォッチングする人にとては定番の双眼鏡です。適当にバードウォッチングをする私には少し高い買い物でしたけど、買ってよかったです、重さのバランスも良く明るく見やすいので気に入っています。
毎朝散歩をしています。色々な草木を眺めたり川の流れを眺めてブラブラと季節の変化を楽しんだりしていますが、鳥にも色々と出会います。
スズメ、カラスはもとより、トビ、アオサギやチュウサギ、キジバト、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、メジロ、たまにキジなどに出会います。姿は見えないのですがシーズンになるとウグイスやホトトギスの声が聞こえますし、ガビチョウの歌うのも聞こえます。
カワセミがいた!
先日、休みの日曜日いつものように近所の川の土手を歩いているとチラッとアオみどりの何かが・・・カワセミです。
日本の野鳥の中でも一際カラフルで美しいカワセミ。青い宝石、渓流の宝石とも呼ばれています。漢字では「翡翠」という字をあてます。みどりのような青色のような羽の色をしています。胸は橙色。特に背中の独特で鮮やかな緑色、ヒスイ色・・・そんな色です。
姿の美しさから人気の鳥です。”野鳥””野鳥観察””自然保護”とかいうと象徴のようにこの鳥の写真がよく出てきます。バードウォッチングする人もまずは見てみたい鳥の一つだと思います。
留鳥です。渡ったりしませんので一年中いる鳥です。意外にそこらへんの川で見かける鳥でもあります。
まさに「絵になる姿」なのですが、日本の自然の中にこの華やかさ・・・外敵に襲われないのでしょうか?要らぬ心配をしてしまいます。
この感動を分かち合いたのだが
比較的身近な鳥のはずですが、そう頻繁には出会いません。気づかないのかそもそもそんなに数がいないのか、もっと見つかりにくい場所にいるのか?
こんな素敵な姿の鳥なので出会うと感動します。「いいことがある」と思わせます。
バードウォッチングとはなんとも地味で孤独な趣味です。スポーツのように誰かと一緒に楽しむとかはないし、摘むとか狩るとか残すとか蓄えるとか収集するとか、そういうのもないので、誰かと分かち合うことができません。
せめて写真に納めたいところですが、鳥の撮影はそう簡単にできません。小さいし、警戒心強いし、動くし、そもそも偶然出くわしても望遠カメラを持ち歩いていませんし・・・なかなかのテクニックと準備と根気と運が必要です。
ですから1人寂しく感動します。
カワセミがそこらへんにいる環境に感謝
カワセミは水辺に住み、魚や水中昆虫を捕食します。当然餌のいる水辺にやってきますので、ここら辺の田舎の川に現れる確率は高いと思います。
カワセミがいるということは自然は豊かな証拠です。自然保護の象徴のような存在。自然保護に関するパンフレットとかにはカワセミの写真やイラストが使われることが多い気がします。この姿ですから映えますしね。
だからこそお目にかかれたらありがたい。
その後、同じ場所で何度か見かけました。近くまではなかなか寄れないのですが、勝手に「馴染みのヤツ」にならせていただいています。
この自然豊かな環境に住み、散歩できることに感謝しています。きっと体調回復も順調に進むでしょう。
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